今上天皇の退位まで2か月を切り、30年続いた平成も幕を閉じ新たな時代に入ろうとしています。1989年昭和天皇が崩御され平成となった頃の日本は、不動産バブルがピークに達し、日経平均株価が3万8957円を記録しましたが、その後平成3年にバブル景気が崩壊し、日本は景気低迷の時代に突入したことは、皆さんが知っていることだと思います。
失われた20年との言葉もありましたが、2008年にはリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが経営破綻したことに端を発した、世界規模の金融危機 "リーマンショック" もあり、平成の30年間で景気が良くなったように感じられた時期は無かったと言っても過言ではないかと思います。
今年の5月1日には新しい年号が発表され、新時代は入ります。次の時代がどうのようになるか、平成のように景気が低迷した30年ではなく、景気が回復し、平和で暮らしやすい時代が来ることを心から望みます。